まず、おまるや補助便座をセットしたトイレに連れて行き、
「おしっこやうんちはここでするんだよ」と言葉で教えてあげましょう。
ママやパパがトイレに行く時に、
「一緒に行こう!」と誘ってあげて、
みせてあげることもしましょう。
ここでするものなんだなと、なんとなくでも分かってもらえるはずです。
また、おむつ替えの時などに、
「おしっこ出て、スッキリしたね」
と優しく声をかけましょう。
おしっこのことを意識するようになります。
「うわっ、くさい!」
「いっぱい出たなー。すごいにおい…」
何ていうのは、冗談でもやめましょう。
雰囲気を察して傷ついている場合もあります。
自分のお子さんのおしっこやウンチのタイミング、
分かりますか?
分かるなら、そのタイミングでおトイレやおまるに誘ってみましょう。
分からない場合は、
朝起きたとき、
食事の前後、
昼寝の前後、
散歩の前や後、
などの日常の活動の前後のタイミング、
もしくは、1時間に1回とか、2時間に一回とか決めて誘うのでもいいです。
そして、おまるや補助便座に座ってくれたら、
「○○くん(ちゃん)、上手に座ってすごいね!」
とママやパパが喜んでいる姿を見せましょう。
大好きなママやパパが喜んでくれて嬉しい気持ちになるはずです。
これを2~3日やってみて、
教えてくれるようになったら、次のステップに進みます。
教えてくれないようなら、まだおしっこのタイミングが分かるほど成長が進んでいないのかもしれません。
そんな時には、あせらず、子供のタイミングを待ちましょう。
もうすぐ幼稚園に入園するから、引越しをするのでその前までにやりたい、
同じ月齢のお友達はもう終わっているからうちの子だって。。。
大人にもいろいろ都合があるかもしれません。
でも、子供のからだの成長を待ってあげることはとても大切です。
無理やり始めてお互いに嫌な思いをすると、
こじれてしまうこともあるので、気をつけましょう。
また、なにか精神的な要素があってトレーニングを拒否してしまうこともあります。
例えば、引越しした、弟妹が出来たなど、環境の変化だったり、
トイレやおもらしなどに関連した嫌な思い出がある、などなど。
そう言った場合は、環境になれるまで待ってあげたり、
その子に合った対処法を見つけてあげないといけないかもしれません。
子供の気持ちに寄り添って、あわてずゆっくり解決していきましょう。
こじれたら大変っていうけれど、実際どうなるの?_トイレトレーニングの失敗事例